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【経済】日米の注目経済指標:7-9月期米GDP改定値は上方修正の公算


11月23日-27日に発表予定の主要経済指標のポイントは次の通り。

■23日(月)日本時間24日午前0時発表予定
○(米)10月中古住宅販売件数-予想は540万戸
参考となる9月実績は前月比+4.7%、年率換算で555万戸。販売状況は好調で市場予想を上回った。10月については販売価格の中間値が上昇していることから、一部で買い控えが予想されており、9月実績をやや下回る可能性が高いとみられる。

■24日(火)午後10時30分発表予定
○(米)7-9月期国内総生産改定値-予想は前期比年率+2.0%
速報値は+1.5%だったが、最終需要の堅調な伸びを考慮して、改定値は上方修正される可能性がある。速報値では在庫投資の減少などが成長率を押し下げた。改定値では在庫投資が多少修正される可能性があり、全体の伸びに多少寄与するものとみられる。

■25日(水)午後10時30分発表予定
○(米)10月耐久財受注-予想は前月比+1.5%
参考となる9月実績は前月比-1.2%。輸送機器が2.9%減少し、全体の受注水準を押し下げた。10月については、民間航空機の受注増加の可能性があることから、全体の受注水準は増加する見込み。市場予想は妥当な水準か。

■27日(金)午前8時30分発表予定
○(日)10月全国消費者物価コア指数-予想は前年比-0.1%
参考となる9月実績は前年同月比-0.1%で2カ月連続の下落となった。物価下落は原油安の影響によるもの。10月についてはエネルギー価格の弱含みが続いていることから、小幅な物価下落が予想される。

その他の主な経済指標の発表予定は、24日(火):(米)9月S&P/ケース・シラー総合-20住宅価格指数、25日(水):(米)10月個人所得・支出、(米)10月コアPCE、27日(金):(日)10月完全失業率・有効求人倍率。

《FA》

 提供:フィスコ

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