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【通貨】NY為替:ドル・円は122円84銭、ドラギECB総裁が追加緩和の可能性を示唆


 20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、122円73銭から122円92銭へ上昇して122円84銭で引けた。フィッシャー米FRB副議長の昨日の講演や、本日のブラード米セントルイス連銀総裁、ダドリーNY連銀総裁の講演を受けて、利上げ観測を受けたドル買いが優勢となった。


 ユーロ・ドルは、1.0708ドルから1.0640ドルへ下落して1.0640ドルで引けた。ドラギECB総裁が「インフレ押し上げに必要な措置を迅速に講じる」と追加緩和を示唆したため、ユーロ売りが加速。ユーロ・円は、131円46銭から130円70銭へ下落した。


 ポンド・ドルは、1.5255ドルから1.5187ドルへ下落した。ドル・スイスは、1.0135フランから1.0198フランへ上昇。ジョルダンSNB(スイス国立銀行)総裁の発言「フランが依然過大評価されている」で、フラン高是正介入への警戒感によるフラン売りが継続した。

《KK》

 提供:フィスコ

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