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【市況】NY原油:続落で40.39ドル、供給過剰感や持ち高調整による売りが勝る


 NY原油は続落(NYMEX原油12月限終値:40.39↓0.15)。40.99ドルまで上昇した後、一時38.99ドルまで下落した。この日、米国のベーカー・ヒューズ社が発表した国内の石油掘削装置(リグ)稼働数は、前週比10基減の564基。再び減少に転じたことで、生産抑制の見方からいったん買い戻しになった。



 しかし、引けにかけては、米国内の原油在庫の増加傾向から供給過剰感による売り、または、12月限が取引最終になることから持ち高調整か、売りが強まった。なお、23日から取引の中心となる1月限の20日値動きは、高値が42.76ドル、安値が41.41ドル、引けは41.90ドルであった(前日比0.18ドル高)。

《KK》

 提供:フィスコ

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