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【材料】ラオックスの空売り残が急増、訪日中国人客への売り上げは順調だが…

 ラオックス<8202>の株価は3日ぶりに反発しているものの上値の重い展開。訪日外国人客数が記録的な伸びを背景に業績を伸ばしているインバウンド需要銘柄として7月には564円の高値をつけたが、今月初旬には一時300円割れまで下落している。
 ラオックスが19日に発表した10月の月次販売動向は、国内全店売上高が前年同月比84%増と好調。ただ、市場では既にインバウンド関連銘柄は、好業績も株価に織り込み済みとみられているようだ。また、ラオックスの信用売り残が急増、13日現在で457万株増え3472万株になっている。
 インバウンド関連で買われた周辺銘柄では、エイチ・アイ・エス<9603>が8月高値4765円から現在4010円と大幅に高値から調整、三越伊勢丹ホールディングス<3099>は7月高値2395円から現在は1900円を下回る水準で大幅に調整している。これらの株価チャートからもインバウンド関連はピークアウトした可能性がある。
《MK》

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