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【市況】個人主体の需給は良好、中小型株に資金向かいやすい/オープニングコメント


 20日の東京市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。19日の米国市場ではNYダウが4ドル安と小動きだった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円安の19850円、円相場は1ドル122円90銭辺りと前日からやや円高に振れている。手掛かり材料に欠けるなか、直近の上昇に対する利益確定の動きも出やすく、売り買い交錯といった展開になろう。

 19日の日経平均は連日で戻り高値を更新している。辛うじて陽線を形成しているが、2万円接近で利益確定の売りも出やすいところであろう。また、欧州の地政学リスクへの警戒感も強く、積極的にポジションは取りづらい面もありそうだ。

 ただし、このところは日経平均が高値もち合いとなる中で、中小型株の強さが目立っている。個人主体の需給は良好とみられ、相対的に出遅れている銘柄や材料が出た銘柄等には資金が集中しやすいと考えられる。
《AK》

 提供:フィスコ

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