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【市況】19日の中国本土市場概況:上海総合1.4%高で3日ぶり反発、証券株と保険株に買い


19日の本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比48.59ポイント(1.36%)高の3617.06ポイントと3日ぶり反発した。上海A株指数は50.85ポイント(1.36%)高の3787.89ポイント。外貨建てB株相場も上昇する。上海B株指数が5.99ポイント(1.60%)高の379.38ポイント、深センB株指数が12.95ポイント(1.08%)高の1208.96ポイントで引けた。

政策期待が支え。指数は一時マイナス圏で推移したものの売り込む動きはみられず、後場から再びプラスに転じた。国務院発展研究センター(マクロ経済研究部)の張立群・研究員が19日、「第13次5カ年計画」がスタートする2016年の経済成長率は7%を上回るとの認識を示したことが材料視されている。当局が各種の景気テコ入れ策を打ち出すとの期待感が一段と強まった。引けにかけて上げ幅を広げている。

業種別では、証券株と保険株の上げが目立つ。興業証券(601377/SH)が4.9%高、新華人寿保険(601336/SH)が2.7%高で引けた。自動車株や消費関連株、インフラ関連株、素材関連株なども高い。ITハイテク関連株も急伸した。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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