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【市況】NY株式:ダウは247ドル高、FOMC議事録を好感


18日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は247.66ドル高の17737.16、ナスダックは89.19ポイント高の5075.20で取引を終了した。携帯端末のアップル(AAPL)をゴールドマン・サックスが買い推奨リストに加えたことが好感され、買いが先行。FOMC議事録では、12月のFOMCまでに利上げを行うことが大方の委員のコンセンサスであること報じられたものの、概ね想定通りの内容との見方から引けにかけて上げ幅を拡大する展開となった。ダウは240ドルを超す上昇となった。セクター別では全面高となり、自動車・自動車部品や医薬品・バイオテクノロジーの上昇が目立った。

鉄道のノーフォーク・サザン鉄道(NSC)はカナダの同業カナディアン・パシフィック鉄道(CP)から合併提案を受け、上昇。食品メーカーのコナグラ・フーズ(CAG)は会社分割が報じられ、買われた。一方で、ソフトウェアのシトリックス・システムズ(CTXS)は一部事業のスピンオフを発表し下落。携帯電話のスプリント(S)は他社からの乗り換え客への通信料半額キャンペーンを発表し、軟調推移となった。

クラウドベースの顧客管理ソフトなどのセールス・フォース(CRM)はマーケット終了後に8-10月期決算を発表、一株利益、売上高ともに予想を上振れた。時間外取引で上昇して推移している。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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