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【特集】<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」5位にタツモ

 「みんなの株式」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の18日午前10時現在で、タツモ<6266>が「売り予想数上昇」で5位となっている。

 18日の東京株式市場で、タツモの株価は乱高下。一時、前日比102円高の2050円まで買われたものの、前引けは13円安となった。東証がタツモ株を17日から信用取引の日々公表銘柄に指定すると発表した。信用取引の規制強化に伴って、売買の自由度が制限されるとの見方から売りが加速している。
 同社は13日取引終了後に、15年12月期第3四半期(1~9月)の連結決算を発表。営業損益は7億6200万円の黒字(前年同期は9億8500万円の赤字)となり、通期計画6億1400万円を超過した。売上高は92億8000万円(前年同期比55.3%増)で着地。半導体メーカーの設備投資の増加などを背景に、主力のプロセス機器事業が好調だったことなどが寄与した。なお、通期業績見通しは従来計画を据え置いている。
 株価は、第3四半期までの営業黒字額が通期予想を超過したことなどを好感して、16日には、一時前週末比395円高の2985円まで買い進まれる場面があったものの、その後は急騰の反動で売り物に押される展開となり終値は同298円安の2292円と反落していた。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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