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【市況】18日の株式相場見通し=手控え姿勢強まるも買い優勢

 18日の東京株式市場は、日銀の金融政策決定会合の内容発表をあすに控えて、売り買いともに様子見姿勢が強まりそうだ。ただ、そのなかでも積極的な売り材料に乏しいことから、買いが上回り日経平均株価は続伸となりそうだ。
 17日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比6.49ドル高の1万7489.50ドルと小幅続伸した。前日の大幅高の反動で利益確定の売りが出たものの、ウォルマート・ストアーズなど小売大手の業績見通しが好調となったことが好感されて買いが優勢となった。ナスダック総合株価指数は、前日比1.398ポイント高の4986.015と続伸した。
 18日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=123円40銭台での推移となっている。
 日程面では、日銀金融政策決定会合(~19日)、10月の訪日外国人客数、16日時点の給油所の石油製品価格に注目。海外では、APEC首脳会議(~19日)、TPP12カ国首脳会合、FOMC議事要旨(10月27日~28日分)、米10月の住宅着工件数が焦点となる。(冨田康夫)


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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