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【市況】【今日の相場見通し】本日の予想レンジ 19,600円~19,900円。 

 米ダウ平均は、この日発表の10月消費者物価指数が3ヶ月ぶりに上昇にとなったが、鉱工業生産指数が市場予想を下回るなど、経済指標がまちまちの結果となったことや、原油価格の下落が足枷となり小幅高で取引を終了。ただ、為替市場でドルが堅調であった影響で、シカゴの日経平均は大きく上昇(大証の日中比で135円高)していることから、東京市場の朝方は買い先行により大きく値上がりしての取引開始となりそうだ。

 一巡後は、円安基調を材料に輸出関連セクターを中心に物色されそうで、好決算銘柄なども引き続き堅調に推移する公算である。

 但し、本日から始まる日銀の政策決定化合(19日まで)を前に、慎重な姿勢を取る参加者も多いと思われることから、20,000円の大台奪還は明日以降に持ち越されそうだ。

 テクニカル的には、5日移動平均線(19,589円前後)が支持線として下値をサポートし、上値はこのところ頭を抑えていた、19,700円台の壁を突破してきそうなことから、8/21に開けた下窓(20,033円)を閉めることが意識されるだろう。

 新興市場のジャスダック平均は、引き続きボリンジャーバンドの+1σ(2,590ポイント前後)~+2σ(2,613ポイント前後)での値動きとなりそうで、マザーズ指数は、目先の上値抵抗線である25日移動平均線(794ポイント前後)突破を試すことになりそうだ。

 本日の予想レンジ 19,600円~19,900円。(ストック・データバンク 編集部)

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