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【市況】東京株式(前引け)=主力株中心に買い戻され急反発

 17日前引けの日経平均株価は前日比312円高の1万9706円と大幅反発。前場の東証1部の売買高概算は10億7156万株、売買代金概算は1兆1629億7000万円。値上がり銘柄数は1547、対して値下がり銘柄数は258、変わらずは108銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、フランスのパリで発生した同時テロの影響から立ち直り、主力株中心に広範囲に買い戻される流れとなった。前日の欧米株市場が総じて堅調に推移し、米国株市場ではNYダウが前週末の下げ幅以上の戻りをみせたことで投資家の不安心理が緩和されている。外国為替市場では1ドル=123円台前半のもみ合いと円安含みに推移していることも主力株中心に追い風となり、前引け段階で東証1部全体の8割の銘柄が上昇している。
 個別ではトヨタ<7203>が活況高、ファナック<6954>も大きく買われた。秀英<4678>、フジクラ<5803>が値を飛ばしたほか、村田製<6981>が物色人気となった。マーベラス<7844>も高い。半面、日本郵政<6178>が軟調、かんぽ生命保険<7181>も売られた。アジアパイル<5288>が大幅安、いちごHD<2337>、ファンコミ<2461>も値を下げた。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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