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【材料】アジアパイルが続急落、杭打ち工事のデータ流用が6件発覚

 16日、アジアパイル <5288> がコンクリート杭工事のデータ流用問題で、6件のデータ流用があったと国土交通省へ報告したと発表したことが売り材料視された。

 既成コンクリート杭工事のデータ流用の報道があった後、グループのジャパンパイルが2008年4月の設立以降に施工した同工事のうち1000件の照会が寄せられ、約500件の調査が完了した。うちデータの流用や不備が疑われた事例が18件あり、詳細を調査した結果6件でデータの流用を確認した。

 発表を受けて、調査が終わってない残り500件でもデータ流用が発覚する可能性が大きく、不正事実の拡大による業績への影響を懸念する売りが向かった。株価は年初来安値を更新した。

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