市場ニュース

戻る
 

【通貨】外為サマリー:1ドル122円40銭台前後でもみ合う、欧米市場での動向注視

 16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=122円42銭前後と前週末午後5時時点に比べ20銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=131円32銭前後と同90銭前後のユーロ安・円高で推移している。
 ドル円相場は122円40銭台での一進一退。午前10時過ぎに一時122円55銭をつけたが、前週末の終値である122円60銭台に接近する場面では売りが膨らみ、その後は122円40銭台を中心とするもみ合いが続いた。週末13日のパリ同時テロを受け、欧米市場の反応を確かめたいとの見方が多く、様子見姿勢が強まった。
 「2001年9月11日の米国同時テロの際も市場の混乱は一定期間で収束した」(アナリスト)との見方が多いが、不透明要因が多いだけに模様眺め気分が強まっている。
 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0725ドル前後と同 0.0050ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均