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【材料】米系大手証券、炭素繊維業界は再飛躍期を迎えつつあるとの見解

 モルガン・スタンレーMUFG証券の炭素繊維業界のリポートでは、9月の炭素繊維生産量が前年比12.4%増、出荷量が同8.4%減、在庫量が同21.5%増となったことを受け、単月ベースでは出荷に増減があるものの全体需給は航空機向けを中心に安定した推移が続いていると指摘。炭素繊維業界は、地球温暖化防止や省エネに対するニーズのさらなる高まりにより再飛躍期を迎えつつあると考え、当面は航空機向けの大きな伸びが期待でき、一般産業用途向けでは環境関連が牽引、長期では自動車向け需要拡大が期待できると解説。
 個別では、航空機・自動車向けに強みを持つ東レ<3402>に注目している。
《MK》

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