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【通貨】11月13日のNY為替概況


 13日のニューヨーク外為市場でドル・円は、122円44銭へ下落後、122円99銭まで反発した。

米国の10月小売売上高や生産者物価指数(PPI)が予想を下回ったことを嫌いドル売りが一時強まった。その後発表された米国の11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値や9月企業在庫が予想を上振れたこと、メスター・クリーブランド連銀総裁が「米国経済は利上げに対処できる」と利上げを支持する発言をしたためドル買いが再燃した。

ユーロ・ドルは、1.0795ドルから1.0715ドルまで下落した。予想を下振れたユーロ圏の7-9月期GDP速報値を受けてECBの追加緩和観測に伴うユーロ売りが強まった。ユーロ・円は、132円22銭から131円56銭へ下落。

ポンド・ドルは、1.5264ドルまで上昇後、1.5188ドルへ下落した。

ドル・スイスは、0.9990フランへ下落後、1.0095フランへ上昇した。スイス国立銀行によるフラン高是正介入警戒感にフラン売りが強まった。



【経済指標】・米・10月小売売上高:前月比+0.1%(予想:+0.3%、9月:+0.1%)・米・10月小売売上高(自動車除く):前月比+0.2%(予想:+0.4%、9月:-0.4%←-0.3%)・米・10月生産者物価指数:前月比-0.4%(予想:+0.2%、9月:-0.5%)・米・10月生産者物価コア指数:前月比-0.3%(予想:+0.1%、9月:-0.3%)・米・10月生産者物価指数:前年比-1.6%(予想:-1.2%、9月:-1.1%)・米・10月生産者物価コア指数:前年比+0.1%(予想:+0.5%、12月:+0.8%)・米・11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:93.1(予想:91.5、10月:90.0)・米・11月ミシガン大学1年期待インフレ率:2.5%(10月:2.7%)・米・9月企業在庫:前月比+0.3%(予想:0.0%、8月:+0.1%←0.0%))

《KY》

 提供:フィスコ

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