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2015年11月13日17時17分

【為替】欧米為替見通し:米小売売上高・生産者物価指数を注視も、ドルの値幅は限定的


今日の海外市場では、米10月小売売上高と生産者物価指数が注目される。前回10月の発表ではともに低調だったことからドル・円は118円台に下落した経緯があり、今回の発表も一部で警戒感が強まっている。ただ、これらの指標が市場コンセンサスから上振れ、下振れのいずれの場合でも、ドルの値幅は限定的との見方が多い。

今日22時半に発表される10月小売売上高は前月比+0.3%(9月は+0.1%)、同生産者物価指数は前月比+0.2%(9月は-0.5%)と見込まれている。前回10月14日に発表された9月小売売上高、同生産者物価指数はともに市場予想を下振れた。これらが失望のドル売りにつながり、直近安値の118円07銭まで下落した。こうした経緯があるため、市場関係者は今日の2つの指標を注視する。

前月同様、両指標が予想を下振れた場合には、年末商戦を前に年内利上げに不安が高まることから、ドル売りに振れやすい展開となろう。ただ、ドルは122円台に押し目買い需要が強く、下げは限定的の見通し。逆に、市場コンセンサスを上振れても、来週発表される日本の7-9月期国内総生産(GDP)や日本銀行金融政策決定会合など重要イベントを控え「上値を追う展開にはなりにくい」(邦銀)とみられている。いずれにしてもドルの値幅は限定的となりそうだ。

【今日の欧米市場の予定】

・19:00 ユーロ圏・9月貿易収支(予想:+160億ユーロ、8月:+112億ユーロ)
・19:00 ユーロ圏・7-9月期GDP速報値(前年比予想:+1.7%、4-6月期:+1.5%)
・22:30 米・10月小売売上高(前月比予想:+0.3%、9月:+0.1%)
・22:30 米・10月生産者物価指数(前月比予想:+0.2%、9月:-0.5%)
・24:00 米・11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(予想:91.5、10月:90.0)
・24:00 米・9月企業在庫(前月比予想:0.0%、8月:0.0%)
・02:30 メスター米クリーブランド連銀総裁講演(経済見通しと金融政策)

《SY》

 提供:フィスコ

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