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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):戸田建、日清食HD、カドカワ、マツキヨHD

■戸田建設 <1860>  734円  +67 円 (+10.0%)  本日終値  東証1部 上昇率4位
 戸田建設<1860>が急伸、年初来高値を更新した。きょうは、SMBC日興証券がポジティブなリポートをリリースしている。同証券は、同社が前日の前引け前に発表した16年3月期通期計画の増額修正はポジティブと評価。同証券でも業績予想を増額し、目標株価は従来の750円から850円へ引き上げられた。また、セクター内の相対評価に基づく投資評価は「2」(中立)を継続しているものの、これは大手ゼネコン各社に「1」(アウトパフォーム)を付与しているためであると解説。同社も建築工事の総利益率向上により利益成長が続き、株価パフォーマンスも良好に推移するとの見解を示している。

■日清食HD <2897>  6,330円  +550 円 (+9.5%)  本日終値  東証1部 上昇率5位
 SMBC日興証券が12日付で日清食HD <2897> の投資判断「2(中立)」を継続し、目標株価を4930円→6170円に大幅増額したことが買い材料視された。リポートでは、中国事業の売上高が急回復している点を評価。また、国内即席麺事業でSNSなどを活用した主力ブランドの活性化による販促広告費の減少や、持分法適用のブラジル関連企業を100%子会社化した影響なども指摘している。同証券では、16年3月期の連結営業利益を265億円→274億円(会社予想は260億円)、17年3月期は272億円→315億円、18年3月期は287億円→331億円にそれぞれ上方修正した。

■カドカワ <9468>  1,697円  +132 円 (+8.4%)  本日終値  東証1部 上昇率6位
 カドカワ<9468>が急騰。同社は12日取引終了後、16年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。前期変則決算のため比較はできないが最終損益は19億1400万円と黒字を確保、4~6月期の2億2000万円の損失を吸収して黒字化したことを好感する買いを集めた。電子書籍事業が伸び、広告費抑制などのコスト低減努力も寄与しており、通期予想の最終利益40億円の達成が射程に入った。

■西尾レントオール <9699>  3,355円  +250 円 (+8.1%)  本日終値  東証1部 上昇率8位
 西尾レントオール<9699>が続急伸。8月19日の戻り高値3445円の払拭となれば4000円大台復帰に向けて足が軽くなる。同社は建機レンタルを手掛けるが、前日の後場取引時間中に発表した16年9月期の連結業績予想では売上高が1176億6000万円(前期比5.6%増)、営業利益は133億7400万円(同3.2%増)を見込んでおり、増収増益基調への転換を評価するかたちで買いを集めている。

■DIC <4631>  348円  +25 円 (+7.7%)  本日終値
 13日に発表した「DIC、自社株の買付と消却を発表」が買い材料視された。自己株式取得に係る事項の決定および自己株式消却に係る事項の決定に関するお知らせ
  ⇒⇒DICの会社開示情報を見る

■マツキヨHD <3088>  6,280円  +430 円 (+7.4%)  本日終値
 12日、マツキヨHD <3088> が16年3月期の連結経常利益を従来予想の220億円→260億円に18.2%上方修正。増益率が9.8%増→29.8%増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。免税対応店舗の拡大などによるインバウンド需要の獲得で、売上が計画を上回ることが寄与。データ分析による販促活動の効率化なども上振れに貢献する。業績上振れに伴い、今期の年間配当を従来計画の70円→80円(前期は60円)に増額修正したことも支援材料。

■サカタインクス <4633>  1,197円  +79 円 (+7.1%)  本日終値
 サカタインクス<4633>が大幅反発。12日の取引終了後、15年12月期の連結業績見通しについて、売上高を1370億円から1360億円へ下方修正した一方、営業利益を76億5000万円から80億5000万円へ上方修正したことが好感されている。日本・アジア向け印刷インキや機能性材料が予想を下回り売上高は下方修正したものの、北米・欧州向け印刷インキが順調に拡販が進んだほか、機能性材料も伸長したことで利益面は上方修正した。なお、今期は決算期変更に伴う9カ月決算のため前期との比較はない。また、業績予想の修正に伴い、従来10円を予定していた期末配当を12円に引き上げるとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。これにより年間配当は22円(従来予想20円、前期20円)を予定している。

■ネクスト <2120>  957円  +62 円 (+6.9%)  本日終値
 12日、ネクスト <2120> が決算(国際会計基準=IFRS)を発表。16年3月期上期(4-9月)の連結税引き前利益が前年同期比61.4%増の18.8億円に拡大して着地したことが買い材料。新サービスの追加などが奏功し、不動産情報サイト「HOME'S」の掲載物件数が伸びた国内不動産情報サービス事業が収益を牽引した。昨年買収したスペインのトロビット社を含む海外事業の業績好調も大幅増益に貢献した。

■ケネディクス <4321>  504円  +32 円 (+6.8%)  本日終値
 ケネディクス<4321>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が12日付でレーティングを「ホールド」から「バイ」へ、目標株価を640円から660円へ引き上げた。今15年12月期の第3四半期累計(1~9月)営業利益が通期会社計画超過し、今後に寄与する投資やAUM(受託資産残高)が拡大していることを評価。同証券では通期連結営業利益で会社側計画と同様の85億円(前期実績81億4700万円)から95億円へ、来期予想を113億円から123億円へ引き上げている。

■JVCケンウッド <6632>  312円  +14 円 (+4.7%)  本日終値
 JVCケンウッド<6632>が反発、アートスパークホールディングス<3663>はストップ高となるなど自動運転関連銘柄が高い。今後の成長分野である自動運転関連株に再度、関心が集まっている。自動運転関連の注目ベンチャー企業、ZMPの株式上場(IPO)思惑が市場にはくすぶっている。ZMPは15年のIPOを狙うとの報道がかねてから出ており、年末から年始にかけての株式上場思惑がある。特に、13日の官報にZMPの株式分割の公告が掲載されたことが、一段の思惑買いを誘った。JVCKWはZMPのパートナー企業となっているほか、アートSHDはZMPと技術提携している。

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