市場ニュース

戻る
 

【市況】東京株式(寄り付き)=米株急落をうけて大幅反落スタート

 13日の東京株式市場は売り先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比202円安の1万9495円と大幅反落。前日の米国株市場では原油や金など商品市況安を背景に世界景気に対する懸念が広がり、NYダウが250ドルを超える下げをみせており、この流れが東京市場にも波及している。日経平均は前日まで7日続伸で1000円を超える上昇をみせていたこともあり、目先過熱感から利益確定売りを誘発している。週末で手仕舞い売りが出やすいことや、来週明け16日に7~9月の実質GDP発表を控えており、これを見極めたいとの思惑も買いを手控えさせる要因に。ただ、好決算企業を中心に前日までは下値での押し目買い意欲が強く、個別株の物色意欲が継続すればきょうも売り一巡後に下げ渋る可能性はある。寄り付き時点で業種別では33業種全面安で、値下がりで目立つのは海運、非鉄、証券、銀行、その他金融など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均