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【市況】日経平均は小幅に7日続伸、売り一巡後は前日終値を挟み小動き/相場概況


日経平均は小幅に7日続伸。11日の米国市場では、ベテランズ・デーの祝日で終日閑散な取引のなか、原油安が嫌気されNYダウは55ドル安となった。日経平均は前日までの6日続伸で1000円超上昇していたこともあり、本日は利益確定売り優勢で46円安からスタートした。前場に一時19600円割れまで下落する場面があったが、一段と売り込む流れとはならず、前日終値水準まで値を戻した後は小動きが続いた。後場の上下の値幅は45.67円にとどまった。

大引けの日経平均は前日比6.38円高の19697.77円となった。東証1部の売買高は20億9741万株、売買代金は2兆2738億円だった。業種別では、電気・ガス業、金属製品、パルプ・紙が上昇率上位だった。一方、銀行業、鉱業、その他金融業が下落率上位だった。

個別では、日本郵政<6178>、ゆうちょ銀行<7182>、ファナック<6954>、三井不<8801>、ファーストリテ<9983>などが堅調。SUMCO<3436>は7%近い上昇に。また、前日発表された決算を受けてコロプラ<3668>が急伸し、東証1部上昇率3位にランクイン。その他、SKジャパン<7608>、アルバック<6728>、キャリアDC<2410>などが上昇率上位となった。一方、三井住友<8316>が売られたほか、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>なども軟調。前日に決算発表したアイフル<8515>が8%超下落したほか、りそなHD<8308>や電通<4324>の下げも目立った。また、ユニデンHD<6815>、ミクニ<7247>、鶴見製作所<6351>などが東証1部下落率上位となった。
《HK》

 提供:フィスコ

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