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【市況】方向感は出にくい展開か、12月利上げは織り込み進む


『米株式市場』


10日のNY市場はまちまち。10日のNY市場はまちまち。中国の10月消費者物価指数(CPI)が予想を下振れたことで中国経済への懸念が強まり、売りが先行。利上げへの警戒感も広がる中、アジアでのiPhone6sシリーズの需要減退観測が報じられ、アップル株が下落するなど、上値の重い展開となった。ダウ平均は27.73ドル高の17758.21、ナスダックは12.06ポイント安の5083.24。


きょうは米国のベテランズデーで、債券市場が休場となるため、方向感の掴みづらい展開になりそうである。中国の経済指標に対する反応も出難いと考えられる。また、利上げ観測への思惑が変動要因となろうが、NYダウの底堅さから、市場は相当程度織り込んでいると見られる。なお、経済指標ではMBA住宅ローン申請指数(先週)、財政収支(10月)が予定されている。

《TY》

 提供:フィスコ

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