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2015年11月11日17時05分

【市況】11日の中国本土市場概況:上海総合指数は上昇、当局の景気対策への期待残る


11日の中国本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比9.76ポイント(0.27%)高の3650.25ポイントと反発した。上海A株指数は10.17ポイント(0.27%)高の3822.88ポイント。外貨建てB株相場も上昇する。上海B株指数が2.53ポイント(0.68%)高の376.75ポイント、深センB株指数が3.78ポイント(0.32%)高の1199.71ポイントで引けた。ハイテク株やバイオ株が多く、成長性の高いベンチャー企業向け市場の深セン創業板指数は2.11%高。上げが目立っている。

朝安の後に強含む流れ。前日の軟調地合いを継いで売りが先行したものの、下値は固く、引けにかけてプラスに転じた。物価統計や貿易統計など直近で公表された指標が総じて弱い内容だったため、当局が景気テコ入れ策を打ち出すとの観測が根強くなっている。後場の取引時間中に発表された指標に関しても、10月の小売売上高は上振れたものの、同月の鉱工業生産額が予想を下回り、1~10月の固定資産投資が1~9月期から伸びがやや減速した。

業種別では証券株が高い。中国証券監督管理委員会(証監会)が6日、新規株式公開(IPO)を年内にも再開すると発表したことや、深センと香港の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引開放)開始の思惑が引き続き手がかり。連日で物色されている。ITハイテク関連株やバイオ関連株も買われた。不動産株や自動車株、インフラ関連株の一角もしっかり。

【亜州IR】

《FA》

 提供:フィスコ

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