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【材料】メディアFがストップ安、今期最終を一転赤字に下方修正、無配転落

 10日、メディアF <6067> [東証M] が15年12月期の連結最終損益を従来予想の2億1000万円の黒字→4億円の赤字(前期は1億4500万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなったことが売り材料。

 和菓子製造子会社「十勝たちばな」について、固定資産にかかる減損損失2.4億円を計上したほか、事業再生の進捗遅れによる減損損失1.2億円を計上したことが主因。「十勝たちばな」の販売不振や流通支援事業の採算悪化なども利益を圧迫する。なお、赤字額は前期末の純資産を33.3%毀損する規模となった。

 業績悪化に伴い、従来3円を計画していた期末一括配当を見送り、3期ぶりに無配転落(前期は3円)とする方針としたことも売りに拍車を掛けた。株価は100円ストップ安の514円売り気配。

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