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【市況】日経平均は69円安でスタート、円安一服や連日続伸の反動で利益確定売り先行/寄り付き概況


日経平均 : 19602.01 (-69.25)
TOPIX  : 1584.16 (-5.32)

[寄り付き概況]

 日経平均は反落して始まった。10日の米国市場では、NYダウが27ドル高、ナスダック総合指数が12pt安とまちまち。中国経済への懸念が強まったほか、利上げへの警戒感やアップル株の下落が相場の重しとなった。こうした流れに加え、為替相場の円安一服や、日経平均が前日まで5日続伸した反動も意識され、東京市場では利益確定売りが先行している。

 売買代金上位では、トヨタ<7203>、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクグ<9984>、アステラス薬<4503>、キヤノン<7751>などが軟調。村田製<6981>やアルプス電<6770>は2%前後下げている。一方、日本郵政<6178>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、ゆうちょ銀行<7182>、ソニー<6758>などが堅調。三菱重<7011>、明治HD<2269>が3%超の上昇、ケネディクス<4321>が8%近い上昇となっている。

 セクターでは、鉱業の上昇率が4%を超えているほか、繊維製品、水産・農林業、建設業などが上昇。半面、パルプ・紙が3%超下げているほか、非鉄金属、ゴム製品、精密機械などがさえない。
《SY》

 提供:フィスコ

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