市場ニュース

戻る
 

【市況】東京株式(寄り付き)=目先過熱感から利益確定売り先行

 11日の東京株式市場は売り優勢、寄り付きの日経平均株価は前日比69円安の1万9602円と反落。前日の米国株市場ではNYダウとS&P500指数がプラスで引けたものの、ナスダック指数は安く方向感に乏しかった。東京市場では前日まで日経平均が5日続伸し、この間に約990円の上昇をみせたほか、東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)が134%とテクニカル的にも目先過熱感が強く、利益確定売りが出やすくなっている。外国為替市場では1ドル=123円近辺でのもみ合いと若干円高傾向にあることも輸出株中心に買いを手控えさせる要因。ただ、下値では好業績銘柄を中心に買い意欲が強く押し幅も限定的にとどまるとの見方もある。寄り付き時点で業種別では33業種中、値上がりは8業種程度にとどまっており、値上がり上位に鉱業、食料品、水産、繊維など。値下がりで目立つのはゴム製品、紙パルプ、鉄鋼、その他金融、電気機器など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均