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【経済】ECBは12月理事会で中銀預金金利の引き下げを決めるのか?


 欧州中央銀行(ECB)は12月3日に開かれる理事会で中央銀行の預金金利を引き下げることで調整しているようだ。ロイター通信は、4人の理事会メンバーの話として、預金金利を現在の-0.20%から引き下げることを検討していると伝えた。

 預金金利の引き下げだけでなく、資産買い入れを増やす可能性もあるとみられており、12月の理事会で何らかの追加緩和策が導入される可能性は高いとみられる。市場関係者の間からは、預金金利の引き下げ幅は0.1%程度ではなく、0.3%から0.5%になるとの声が聞かれている。ただし、預金金利を引き下げても金融機関の貸出が直ちに増えるとの見方は少ない。物価動向に影響を与えることも期待できないとの声が聞かれている。
《MK》

 提供:フィスコ

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