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【材料】萩原電気---16.3期業績予想を上方修正、配当予想も増額し年間で前期比10円増


萩原電気<7467>は6日、2015年3月期第2四半期(15年4-9月期)の決算を発表。売上高は前年同期比3.8%増の442.74億円、営業利益は同8.5%増の14.11億円、経常利益は同5.3%増の13.70億円、四半期純利益は同10.8%増の8.75億円となり、従来予想を上回って着地した。

デバイスビジネスユニット事業は、米国での現地調達需要が好調であったことが下支えとなった。また、ソリューションビジネスユニット事業は、自動車関連企業を始めとする主要顧客企業の設備投資需要や情報化投資需要を捉えるとともに、顧客企業向け展示会やFA・計測分野における提案活動による認知度向上を背景に需要が拡大した。両事業分野ともに前年同期比で増収を達成している。

第2四半期までの業績推移を踏まえ、16年3月期の通期業績予想を上方修正している。修正後の予想は、売上高が前期比2.8%増の915.00億円、営業利益が同5.4%増の30.00億円、経常利益が同2.8%増の29.50億円、当期純利益が同3.8%増の19.00億円としている。

また、中間配当及び期末配当を従来予想の30.00円から35.00円に増額することを併せて発表している。一層の株主への利益還元を図るため、連結配当性向30%をメドとすることを決定した。年間では70.00円配当で、前期比10.00円増となる。

《SF》

 提供:フィスコ

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