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【通貨】東京為替:ドル堅調、強い米雇用統計受け買い継続


東9日午前の東京外為市場で、ドル・円は堅調地合いとなった。前週末に発表された米雇用統計が市場コンセンサスを大きく上回ったことから、週明け東京市場でドル買いが続いている。


6日夜に発表された10月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が+27万1000人と、市場予想の+18万人を大きく上回った。これを受け、6日の海外市場でドル・円は121円90銭付近から123円台まで急伸。週明け東京市場でもドル買い基調が続き、123円前半で取引された。


米雇用統計を受け、12月利上げの可能性が高まっていることから、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが短期間で縮小するとの見方は少ないようだ。ただ、ランチタイムの日経平均先物が買い一服となっており、午後の取引ではドル買い一巡が予想される。


ユーロ・ドルは1.0720ドルから1.0746ドル、ユーロ・円は132円18銭から132円64銭で推移した。

【要人発言】
・中国国家発展改革委員会
「2020年目標達成には少なくとも年平均6.523%のGDP成長率が必要」(中国証券報)

《TY》

 提供:フィスコ

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