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【材料】東建物が3日続伸、15年12月期の増額好感、ゴールドマンは買い(CL)継続

 東京建物<8804>が3日続伸。株価は一時、前週末に比べ46円(3.2%)高の1475円まで買われた。6日に第3四半期(1~9月)決算を発表するとともに、15年12月通期の営業利益を310億円から325億円(前期比6.3%増)に増額修正した。好調なマンション販売を背景に、住宅粗利益率が改善した。この決算を受け、ゴールドマン・サックス証券では、目標株価は2540円から2510円へ微修正したが、投資判断の「買い(コンビクション・リスト)」を継続した。
 相続税節税目的のタワーマンション購入への国税庁の取り締まり強化や、マンション杭打ちに関連する問題などが懸念されているが、17年12月~18年12月期に売り上げ計上予定の目黒や日本橋のマンションの多くは契約済みであることから、同社への影響は軽微とみている。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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