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【市況】NY原油:続落で44.29ドル、ドル全面高による割高感で売り


 NY原油は続落(NYMEX原油12月限終値:44.29↓0.91)。44.98ドルから44.11ドルまで下落した。この日発表の米国の10月雇用統計の大幅な改善(雇用者数・賃金増加、失業率低下)を受けて、連邦準備理事会(FRB)の12月利上げが確実視され、ドルが全面高となったことで、割高感による原油の売りが強まった。



 終盤に米ベーカー・ヒューズ社の米国内の石油掘削装置(リグ)稼働数が発表され、前週比6基減の572基であった。10週連続の減少となったが、目立った買いはみられなかったもよう。なお、オバマ米大統領がキーストーン・パイプライン建設プロジェクトを却下した。

《KK》

 提供:フィスコ

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