市場ニュース

戻る
 

【通貨】東京為替:ドルもみあい、米雇用統計控え動きにくい


5日午前の東京外為市場で、ドル・円はもみあう展開となった。今晩の米雇用統計を控え積極的には動きにくく、日経平均株価の上げ幅縮小に連動して、ドルはやや値を下げた。


ドル・円は、前日海外市場で122円00銭まで上昇した後は買い一服。東京市場では朝方に121円77銭を付けた後は日経平均の上げ幅縮小を受け、ドルは小幅に値を下げた。


ただし、日本時間夜に発表される10月の米雇用統計はある程度改善するとの期待感から、具体的なドル売り材料が提供されない場合、ドルは121円台後半で下げ渋る可能性が高いとみられている。中国などのアジア諸国の株高も期待されており、東京株が堅調に推移した場合、リスク選好的なドル買いは継続するとの見方が多い。


ユーロ・ドルは1.0879ドルから1.0888ドル、ユーロ・円は132円39銭から132円52銭のレンジ内で推移した。

【要人発言】
・甘利経済再生担当相
「TPPの各国署名手続きで一番難しいのは米国」

《TY》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均