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【市況】11時時点の日経平均は3日続伸、決算を受けてSUMCOやバンナムHDが急落


11時00分現在の日経平均株価は19197.02円(前日比80.61円高)で推移している。5日の米国株式市場は、翌日に10月雇用統計の発表を控え、前日終値を挟んでもみ合う展開となった。ただ、ドル買いなどを材料にシカゴ日経225先物清算値は19225円となり、本日の日経平均はこれにサヤ寄せして77円高からスタートした。一時19261.75円(同145.34円高)まで上昇する場面があったが、その後は19200円台を挟んだもみ合いが続いている。前日まで上昇の目立った日本郵政グループ3社は、利益確定売り優勢となっている。

個別では、かんぽ生命保険<7181>、ゆうちょ銀行<7182>が3%超下落しているほか、日本郵政<6178>、三菱商<8058>、みずほ<8411>、三井物産<8031>、村田製<6981>などが軟調。前日決算発表したSUMCO<3436>やバンナムHD<7832>に加え、タカタ<7312>が10%を超える下げで東証1部下落率上位にランクインしている。一方、トヨタ自<7203>、ソフトバンクグ<9984>、ファナック<6954>、富士重<7270>、ファーストリテ<9983>などが堅調。決算を受けてミネベア<6479>が3%近い上昇、太陽誘電<6976>が5%超の上昇に。また、サンケン電<6707>、ツムラ<4540>、ディップ<2379>などが東証1部上昇率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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