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【材料】中国電力が3日ぶり反発、ゴールドマンは「中立」に引き上げ

 中国電力<9504>が3日ぶりに反発。ゴールドマン・サックス証券は4日、同社株の投資判断を「売り」から「中立」に引き上げた。目標株価は1650円を継続した。先月30日の第2四半期(4~9月)決算で発表された16年3月期の会社計画の利益水準が市場期待に比べ低かったことから、株価は下落した。ただ、これに伴い同証券の目標株価に接近したため同証券では「売り」推奨から削除した。
 同証券では、中国電力の原子炉はBRW(沸騰水型)であるため、PWR(加圧水型)に比べ規制基準審査の進捗が遅く、再稼働時期も遅くなる見込み、とし島根原子力2号機の再稼働は17年3月と予想。「しばらくはファンダメンタルズ面での大きな変化は起きにくい」とみている。

中国電力の株価は13時37分現在1712円(△46円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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