【市況】日経平均は102円高でスタート、日本郵政、ゆうちょ銀堅調、かんぽ生命は大幅高/寄り付き概況
日経平均 : 19029.44 (+102.53)
TOPIX : 1546.97 (+6.54)
[寄り付き概況]
日経平均は続伸で始まった。4日の米国市場はイエレンFRB議長が「12月の利上げの可能性は残っている」と発言したことが嫌気されて下落に転じていたが、これにより円相場は1ドル121円55銭辺りと円安に振れて推移。シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円高の19050円だったこともあり、これにさや寄せする格好から始まった。
売買代金上位では、日本郵政<6178>、ゆうちょ銀<7182>、トヨタ<7203>、ファナック<6954>、村田製<6981>、任天堂<7974>、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>、メガバンク3行が堅調。かんぽ生命<7181>は買い気配から12%高と大幅高で始まった。前日に決算を発表したソフトバンクグ<9984>は売り買い交錯。一方でホンダ<7267>、東芝<6502>が冴えない。セクターでは食料品、海運、証券、パルプ紙、金属、非鉄、銀行、電気機器、通信、電機が堅調。原油安を受けて石油石炭が下落。
《SY》
提供:フィスコ