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【通貨】NY為替:ドル急伸、イエレンFRB議長が年内利上げの可能性に言及


 外為市場ではイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が12月の利上げに言及したため、ドル買いが一段と加速した。ドル・円は121円14銭から121円72銭まで上昇し、8月31日来の高値を更新。ユーロ・ドルは1.0845ドルまで下落し、7月21日来の安値を更新した。

米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は下院金融委員会証言での質疑応答で、「現状で、米国経済は順調に成長している」「経済は十分に強く、労働市場の改善やインフレの上昇を支援する」とした上で、「FOMCは12月の利上げが適切となる可能性があると考えている」と述べた。しかし、決定事項ではなく、指標次第だと加えた。

米2年債利回りは0.8158%まで上昇し、2011年4月来で最高。10年債利回りは2.234%まで上昇し、9月16日以降で最高となった。

《KK》

 提供:フィスコ

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