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【特集】BEENOS Research Memo(7):リテール・ライセンス部門は利益ベースで5期ぶりに黒字転換を果たす


■業績動向

○リテール・ライセンス部門
BEENOS<3328>のリテール・ライセンス部門の売上高は前期比1.2%減の4,174百万円と微減となったものの、営業利益は167百万円(前期は71百万円の損失) と黒字転換した。このうち、ネットショッピング事業は、2014年6月にフィーチャーフォン向けサービスを終了したことで、売上高こそ減収となったものの利益ベースでは5期ぶりに黒字に転換した。プラットフォームを絞り込んだことで固定費が減少したほか、オリジナル商品の売上構成比上昇により、粗利益率の前期比で2ポイントほど上昇したことが要因だ。

一方、商品プロデュース・ライセンス事業に関しては、人気アーティストグループの公式ECサイト運営(合計で5グループ、展開サイトは2つ) やコンサート会場での関連グッズの販売が好調だったほか、取扱ジャンルの拡大もあって増収増益となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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