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【市況】11時時点の日経平均は大幅反発、TDKが7%超の上昇


11時00分現在の日経平均株価は19086.21円(前営業日比402.97円高)で推移している。3日の米国市場では、9月製造業受注指数が市場予想とおおむね一致したほか、原油先物相場の上昇、10月の新車販売台数の伸びなどが好感され、NYダウは89ドル高となった。こうした流れを受けて、日経平均は258円高からスタートすると、上げ幅を拡大し19000円台を回復した。注目された日本郵政グループ3社(日本郵政<6178>、かんぽ生命保険<7181>、ゆうちょ銀行<7182>)の上場は、いずれも公開価格を上回る堅調な初値形成となった。

個別では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクグ<9984>、村田製<6981>、みずほ<8411>など売買代金上位は全般堅調。2日に決算発表した日産自<7201>や、日立<6501>、7&IHD<3382>が4%前後の上昇、新日鉄住金<5401>は5%近い上昇に。また、TDK<6762>が7%超の上昇で東証1部上昇率3位にランクインしているほか、東海カーボン<5301>、ウェルネット<2428>などが上昇率上位となっている。一方、旭化成<3407>が軟調となっているほか、三井不<8801>、三菱地所<8802>、住友不<8830>といった不動産大手が3%前後の下落に。また、OKI<6703>、日ケミコン<6997>、丸和運輸機関<9090>などが東証1部下落率上位となっている。なお、日本郵政グループ3社が売買代金上位を占めており、活況となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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