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【市況】日経平均は4日ぶり大幅反落、400円近く下げ18700円割れ(訂正)/相場概況


下記のとおり修正します。
(誤)SMS<2175>などが東証1部上位率上位
(正)SMS<2175>などが東証1部上昇率上位

日経平均は4日ぶり大幅反落。10月30日の米国市場ではNYダウが92ドル安となった。1日に発表された中国の経済指標がさえなかったこともあり、日経平均は255円安からスタートすると、前場はじりじりと下げ幅を広げる展開となった。前場中に発表された中国の10月財新製造業PMI(購買担当者景気指数)は市場予想を上回ったものの、反応は限定的だった。後場の寄り付き後に一時18641.22円(前週末比441.88円安)まで下落する場面があったが、売り一巡後は18700円を挟んだもみ合いとなった。

大引けの日経平均は前週末比399.86円安の18683.24円となった。東証1部の売買高は21億7162万株、売買代金は2兆4645億円だった。業種別では、全33業種がマイナスとなり、鉄鋼が4%超下げたほか、海運業、非鉄金属、陸運業が下落率上位だった。

個別では、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、三井住友<8316>といったメガバンク株が売られたほか、トヨタ自<7203>、任天堂<7974>、ソフトバンクグ<9984>などが軟調。新日鉄住金<5401>が5%超、川崎汽<9107>が8%超の下落となったほか、前週末に決算発表したルネサス<6723>やヤフー<4689>も急落した。また、宇徳<9358>、日東工<6651>、サンリオ<8136>などが東証1部下落率上位となった。一方、塩野義薬<4507>、アルプス電<6770>、NTTドコモ<9437>、OLC<4661>などが堅調。決算発表を受けて村田製<6981>が4%超、日東電<6988>が5%超の上昇に。また、リソー教育<4714>、FCC<7296>、SMS<2175>などが東証1部上昇率上位となった。
《HK》

 提供:フィスコ

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