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【市況】2日の株式相場見通し=利食い先行で反落スタートに

 きょう2日の東京株式市場は、売り優勢で始まりそうだ。10月入りと同時に反転上昇基調を強めてきた日経平均株価は前週末に2カ月ぶりに1万9000円台を回復したが、きょうは前週末の米国株市場が軟調だったこともあり、利食いが先行する可能性が高い。ただ、本格化する4~9月期決算発表に伴う好業績銘柄への買いや、前週末の日銀の金融政策は「現状維持」となったものの、次回以降の会合に追加緩和の期待感が継続しており、株価の下支えとなる。
 日程面で今週のポイントは、日本郵政<6178>、かんぽ生命保険<7181>、ゆうちょ銀行<7182>の日本郵政グループの3社が4日に東証1部市場に同時に新規上場することで、郵政3社それぞれの初値形成やその後の株価推移によって、全体相場は左右される可能性がある。(中村潤一)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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