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2015年11月02日07時46分

【材料】アンジェス---3Qは13.6%増収、「ナグラザイム」販売収入の拡大が奏功

アンジェス 【日足】
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アンジェス 【日中足】


遺伝子医薬品開発のアンジェスMG<4563>は30日、第3四半期累計(2015年1-9月期)決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比13.6%増の3.20億円、営業損益が30.25億円の赤字(前年同期は20.48億円の赤字)、経常損益が29.54億円の赤字(同21.21億円の赤字)、純損益が30.07億円の赤字(同20.90億円の赤字)となった。

売上高については、ムコ多糖症VI型治療薬「ナグラザイム」の販売拡大に伴う売上高が増加したほか、提携企業からの一時金があり増収となった。損益面では、ナグラザイムの売上拡大に伴う原価発生があったことに加えて、開発中のHGF遺伝子治療薬の国際共同第III相臨床試験の費用や、NF-κBデコイオリゴDNAのアトピー性皮膚炎治療薬の第III相臨床試験にかかる費用が発生したことが影響した。

決算発表と同時に特別利益の計上と通期業績予想の上方修正を発表した。修正後の通期予想は、売上高が前期比50.5%減の4.50億円、営業損益が43.00億円の赤字(前期は22.73億円の赤字)、経常利益が42.50億円の赤字(同23.95億円の赤字)、純損益が43.00億円の赤字(同23.69億円の赤字)を見込んでいる。

同社は、遺伝子の働きを利用した医薬品「遺伝子医薬」の開発と実用化を目指すバイオベンチャー。難病のムコ多糖症治療薬「ナグラザイム」を国内で販売するほか、足の血流が極度に悪化する重症虚血肢を対象としたHGF遺伝子治療薬は臨床開発の最終段階となっている。遺伝子治療技術を応用したエボラ出血熱の抗血清製剤や治療ワクチンなどの開発も行っている。

《SF》

 提供:フィスコ

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