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【材料】米系大手証券、鉄鋼株に強気継続も最悪期の事業環境からの脱却には数カ月時間を要すと指摘

 モルガン・スタンレーMUFG証券の鉄鋼セクターのリポートでは、新日鉄住金<5401>とジェイ エフ イー ホールディングス<5411>の決算を受け、ともに市場コンセンサスよりも大幅に悪化、注目される薄板3品在庫も、9月末段階でも削減が進んでいないことが確認されたため、合わせてネガティブ要因と指摘。
 引き続き、国内薄板在庫調整の進捗とスポット鋼材・原料市況の底打ちなど、需給サイクルボトムアウトのカタリスト待ちのスタンスとしながらも、 最悪期の事業環境からの脱却には、まだ数カ月時間を要す見通しが強まっていると解説。
 業界投資判断「アトラクティブ」と両社のレーティング「オーバーウエイト」を継続しながらも、両社とも、今後の見通しに対する見解を「ネガティブ大」としている。
《MK》

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