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2015年10月30日11時55分

【市況】概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は値上がり、軍事関連株の上げが目立つ


【ブラジル】ボベスパ指数 45628.35 -2.38%
29日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1112.50ポイント安(-2.38%)の45628.35で取引を終えた。46740.16から45628.35まで下落し、安値引けとなった。指数構成銘柄での値上がりは11、値下がりは52、変わらず0であった。

米連邦準備理事会(FRB)の12月利上げ検討を受けて、新興国の金融・資本市場を圧迫するとの懸念が、引き続きブラジル株の売り圧力になったとの見方。また、畜産大手のJBS(JBSS3)が、米子会社の決算が期待外れだったとして売られたほか、銀行大手のブラデスコ銀行(BBDC3)が貸倒引当金の積み増しを発表して売られたことなども、下押し圧力になった。

【ロシア】MICEX指数 1708.60 -1.04%
29日のロシア株式市場は反落。主要指標のMICEX指数は、前日比18.01ポイント安(-1.04%)の1708.60で取引を終了した。1727.29から1707.14まで下落した。

前日の取引終了後に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、12月会合での利上げ検討が示されたことから、新興国の通貨や株式市場を圧迫するとの思惑が、ロシア株の売り圧力になったとみられる。30日(金)にはロシア中銀の金融政策決定会合の開催が予定され、利下げが予想されているが、株価の下支えにはならなかったもよう。

【インド】SENSEX指数 26838.14 -0.75%
29日のインドSENSEX指数は4日続落。前日比201.62ポイント安(-0.75%)の26838.14、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同59.45ポイント安(-0.73%)の8111.75で取引を終えた。

買いが先行した後は売りにおされ、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米連邦準備理事会(FRB)が年内の利上げ可能性を示唆したことを受け、インドなど新興国からの資金引き揚げ懸念が高まった。また、この日の取引終了後に第3四半期の米国内総生産(GDP、速報値)のほか、9月のインドの財政赤字が翌30日に発表されるため、積極的な買いは手控えられた。

【中国本土】上海総合指数 3387.32 +0.36%
29日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比12.12ポイント高(+0.36%)の3387.32ポイントと反発した。高の1151.85ポイントで引けた。

業種別では、政策の恩恵を受けやすい軍事関連株の上げが目立つ。航空機用機械メーカーの中航機載電子(600372/SH)が1.9%上昇する。第13次5カ年計画(2016~20年)の骨子が5中全会で策定され、軍民統合(軍事技術の民間転用と民間企業の軍事産業参入の容認)が加速されると報じられたことが手がかりだ。自動車株も急伸。中国商用車大手の北汽福田汽車(600166/SH)がストップ高で引けた。不動産株や消費関連株、ITハイテク関連株なども買われている。

《NH》

 提供:フィスコ

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