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【市況】NY株式:ダウは23ドル安、欧州株の下落を受けて軟調推移


29日の米国株式相場は下落。ダウ平均は23.72ドル安の17755.80、ナスダックは21.42ポイント安の5074.27で取引を終了した。欧州株がほぼ全面安となったことで売りが先行。昨日のFOMCを受けて利上げへの警戒感が強まったほか、7-9月期GDP速報値が4-6月期比で減速したことも嫌気され、終日軟調推移となった。セクター別では、メディアやヘルスケア機器・サービスが上昇する一方で半導体・半導体製造装置や自動車・自動車部品が下落した。

アクションカメラのゴー・プロ(GPRO)は決算内容が嫌気され、大幅下落。一方で、製薬のアラガン(AGN)は、同業ファイザー(PFE)との合併協議が報じられ、大幅上昇。ケーブルテレビのタイム・ワーナー・ケーブル(TWC)やカード決済ネットワークのマスターカード(MA)は好決算を発表し、堅調推移となった。

コーヒーチェーンのスターバックス(SBUX)はマーケット終了後に7-9月期決算を発表、一株利益、売上高ともに概ね予想に一致したものの、中国やアジア圏での既存店売上高が予想を下振れ、時間外取引で下落して推移している。


Horiko Capital Management LLC

《NO》

 提供:フィスコ

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