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【通貨】10月29日のNY為替概況


29日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円80銭へ下落後、121円19銭まで上昇した。

米国の7-9月期国内総生産(GDP)速報値が予想を下振れ、4-6月期から伸びが鈍化したことを背景に一時ドル売りが優勢となった。その後、根強い年内の利上げ観測を受けた債券利回りの上昇に伴うドル買いが再燃した。



ユーロ・ドルは、1.0925ドルから、1.0985ドルへ上昇した。ドイツ10月消費者物価指数速報値の予想以上の上昇を受けたユーロ買いが優勢となった。ユーロ・円は、132円25銭から133円03銭へ上昇。

ポンド・ドルは、1.5243ドルから1.5322ドルへ上昇。

ドル・スイスは、0.9929フランへ上昇後、0.9888フランへ反落した。



【経済指標】

・米・7-9月期国内総生産(GDP)速報値:前期比年率+1.5%(予想:+1.6%、4-6月期:+3.9%)・米・7-9月期個人消費速報値:前期比+3.2%(予想:+3.3%、4-6月期:+3.6%)・米・7-9月期GDP価格指数:前期比+1.2%(予想+1.4%、4-6月期+2.1%)・米・先週分新規失業保険申請件数:26万件(予想:26.5万件、前回:25.9万件)・米・9月中古住宅販売成約指数:前月比-2.3%(予想:+1.0%、8月:-1.4%)・独・10月消費者物価指数速報値:前年比+0.3%(予想:+0.2%、9月:0.0%)

《KY》

 提供:フィスコ

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