【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … アトム、システクアイ、ウェッズ (10月28日発表分)
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月26日から28日の決算発表を経て29日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 タツミ <7268>
16年3月期の最終利益を従来予想の1億2600万円→2億円(前期非連結は3億1800万円)に58.7%上方修正し、減益率が60.4%減→37.1%減に縮小する見通しとなった。
★No.2 JFEコンテ <5907>
16年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比33.4%増の11.4億円に拡大し、通期計画の20億円に対する進捗率は57.3%に達し、5年平均の46.0%も上回った。
★No.3 システクアイ <2345>
16年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は400万円の黒字(前年同期は1400万円の赤字)に浮上し、従来の600万円の赤字予想から一転黒字で着地。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<7268> タツミ JQ +4.23 10/28 上期 -75.00
<5907> JFEコンテ 東2 +4.00 10/28 上期 33.45
<2345> システクアイ 東2 +2.95 10/28 上期 黒転
<2611> 摂津油 東2 +2.86 10/28 上期 31.40
<1775> E&C 東2 +2.69 10/28 上期 -5.95
<7412> アトム 東2 +2.34 10/28 上期 -0.52
<6747> KIHD 東2 +1.46 10/28 本決算 16.30
<9640> セゾン情報 JQ +1.19 10/28 上期 31.57
<2714> プラマテルズ JQ +1.05 10/28 上期 8.04
<7551> ウェッズ JQ +0.31 10/28 上期 6.12
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした29日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース