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【材料】新光電工が後場急落、FCパッケージなど苦戦で16年3月期業績予想を下方修正

 新光電気工業<6967>が後場急落している。午後1時ごろ、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の1513億円から1409億円(前期比1.3%減)へ、営業利益を118億円から80億円(同74.6%増)へ、純利益を78億円から31億円(同51.9%減)へ下方修正しており、これを嫌気した売りが株価を押し下げている。
 中国および新興国経済の減速や、これまで需要を牽引してきたスマートフォン市場の成長鈍化などを背景に、フリップチップタイプパッケージなどが苦戦していることなどが要因。また、第2四半期に固定資産の減損損失を計上したことも純利益の修正幅を大きくした。
 なお、同時に発表した第2四半期累計の連結決算は、売上高731億1200万円(前年同期比6.0%増)、営業利益64億2700万円(同16.6倍)、純利益19億800万円(同8.4%増)だった。

新光電工の株価は13時12分現在740円(▼81円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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