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【材料】早稲田アカデミー--- 小学部を中心に塾生数が順調に拡大、第2四半期は大幅増益を達成


早稲田アカデミー<4718>は10月28日、2016年3月期第2四半期(15年4月-15年9月)決算を発表。売上高は前年同期比4.4%増の98.81億円、営業利益は同58.0%増の5.08億円、経常利益は同58.9%増の5.04億円、四半期純利益は同52.8%増の2.86億円だった。10月19日に発表した業績修正値(収益予想は上方修正:営業利益は3.26億円→5.08億円)に沿う着地となった。

業績動向を左右する期中平均塾生数は、小学部が14,166人で前年同期比6.0%増、中学部が13,497人で同1.1%増、高校部が3,271人で同3.7%増、合計では30,934人で同3.6%増となっている。とりわけ、中学入試における合格実績伸長に向け、各種イベントや特別キャンペーンの実施など小学部低学年層の集客に注力したことが奏効、小学部の伸びが顕著になった。

16年3月通期については、売上高が前期比4.9%増の203.98億円、営業利益が同16.8%増の8.84億円、経常利益が同21.4%増の8.90億円、純利益が同20.3%増の5.05億円とする期初からの計画を据え置いている。

なお、第2四半期は、子会社である株式会社野田学園においても、上半期の大きな収益の柱である“サマーヴィレッジ”で計画どおり受講生を獲得、売上高・利益ともに計画を上回る推移となっている。

《SF》

 提供:フィスコ

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