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【材料】科研薬が反落、16年3月期営業利益322億円への上方修正も目先売りに押される

 科研製薬<4521>が反落。同社は27日の取引終了後、16年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を従来予想の985億円から1079億円(前期比14.9%増)へ、営業利益を210億円から322億円(同56.1%増)へ、純利益を140億円から192億円(同58.4%増)へ上方修正。これを受けて株価は一時前日比80円高の8350円まで買われたが、その後は目先的な売りに押されている。昨年9月に発売した外用爪白癬治療剤「クレナフィン」が計画を上回るペースで伸長、配当では第2四半期は34円(前期実績34円)の従来予想を据え置いたが、期末配当は従来予想の68円(前期実績32円)に「クレナフィン」の発売記念配当10円を加えた計78円に引き上げている。

科研薬の株価は9時58分現在7980円(▼290円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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