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【市況】個別銘柄戦略:決算を手掛かりとした個別物色中心の展開に


FOMCの結果発表を控えて全般的に動きにくい中、決算発表を受けた個別物色中心の展開となりそうだ。昨日決算を発表した銘柄では、ファナックに関しては受注高の下振れが警戒される可能性が高いと考える。キヤノンの決算もネガティブ、売り優勢となろうが配当利回り水準などは下支えになっていく公算も。日立建機は通期予想を下方修正、構造改革費用の計上はあるが、下振れ幅は想定以上と捉えられる。日本精工やオムロンといったところもネガティブ視されよう。一方、信越化学や三菱自動車などにはポジティブな見方か。米国ではアップルが決算発表、時間外取引では伸び悩んでおり、前日に警戒感が高まった電子部品株だが、安心感が高まる状況にはなりにくいか。一方、アリババの決算発表後の株価上昇を受けてソフトバンクの動向には注目も。

《KS》

 提供:フィスコ

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