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【通貨】10月27日のNY為替概況


 27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円16銭まで下落後、120円47銭まで反発してた。

米9月耐久財受注が2ヶ月連続で減少したことを嫌いいったんドル売りに拍車がかかったのち、8月S&Pケース・シラー住宅価格指数が1年ぶりの大幅な伸びを示したためドル売りが後退。その後発表された米10月消費者信頼感指数が予想を下回ったためドル売りが再燃した。

ユーロ・ドルは、1.1080ドルまで上昇後、1.1031ドルまで反落した。低調な米国経済指標でドル売りが一時優勢となったが、ノボトニー・オーストリア中銀総裁が異例な緩和が当面継続するとの見解を示したため、ユーロ売りが再開した。ユーロ・円は、133円22銭から132円75銭まで下落。株安に連れたリスク回避の円買いが優勢となった。

ポンド・ドルは、1.5356ドルから1.5283ドルまで下落した。

ドル・スイスは、0.9817フランへ下落後、0.9869フランへ上昇した。



【経済指標】・米・9月耐久財受注:前月比-1.2%(予想:-1.5%、8月:-3.0%←-2.0%)・米・9月耐久財受注(除輸送用機器):前月比-0.4%(予想:+0.0%、8月:-0.9%←+0.0%)・米・8月S&Pケース・シラー住宅価格指数:前年比+5.09%(予想:+5.10%、7月:+4.91%←+4.96%)・米・10月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード):97.6(予想:102.9、9月:102.6←103.0)・米・10月リッチモンド連銀製造業指数:-1(予想:-3、9月:-5)・米・10月サービス業PMI速報値:54.4(予想:55.5、9月:55.1)・米・10月総合PMI速報値:54.5(9月:55.0)

《KY》

 提供:フィスコ

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