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【通貨】明日の為替相場見通し=120円ライン意識の展開も

 あすの外国為替市場のドル円相場は、120円ラインを意識する一段のドル安・円高が進むかが焦点となりそうだ。予想レンジは1ドル=119円80~121円00銭。この日は朝方に121円10銭近辺で取引が始まったが、その後、ドル売り・円買いが優勢となり、夕方の欧州時間には120円30銭台まで下落した。きょうからあすにかけ米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるが、結果発表は明晩であり、あすの東京市場は依然、様子見姿勢が続く可能性がある。このなか、今晩発表される米9月耐久財受注や米10月消費者信頼感指数などの結果が注目されそうだ。また今晩は米アップルの決算発表も予定されており、米株式市場がどう動くかも注目される。ドル円相場は120円台前半への円高が進行しているが、120円ラインを割り込むと再度、今月中旬の往来圏だった119円台中盤を意識する展開となる可能性もある。(岡里英幸)




出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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